ハッピー・デス・デイ
上映時間
96分
公開年
2017年
監督
クリストファー・ランドン
脚本
スコット・ロブデル
キャスト
ジェシカ・ロース
イズラエル・ブルサード
ストーリー
ベビー・マスクの正体を暴かなければ、タイムループ地獄”殺される誕生日”から抜け出せない
主人公、女子大生のツリーは自己チューで、世界は自分一人のために回っていると思っている、高飛車でビッチなタイプ
誕生日の朝、たぶん泥酔した勢いついでに、「やらかして」しまったと思われる、男子寮に暮らす見知らぬ男のベッドでぼんやりと目をさます
だが彼女はすぐに今日は何かがいつもと違うことに気づき、また何もかもがすでに経験しているように感じるのだった
忙しく日中のルーティーンをこなした彼女は、夜になってパーティに繰り出す道すがら、マスク姿の殺人鬼に刺し殺されてしまう
しかし気がつくと、誕生日の朝に戻っており、再び見知らぬ男のベッドの中にいた
その後も同じ一日を何度も繰り返すツリーは、タイムループから抜け出すため、何度殺されても殺人鬼に立ち向かうが
レビュー
定番のタイムループホラームービーでありながら約90分の上映時間をテンポよく進むストーリー性は見ていて飽きがこない
また、ポスターや予告ムービーにも出ているベビー・マスクの印象が怖すぎてホラー要素高めの印象を抱きやすいものの、実際はそんな事もなくホラーコメディと評されるほど
特に主人公ツリーのキャラクターの立ち方が秀逸
多くの物語の主人公が兼ね備えている正義感・謙虚さ・誠実さのどれも欠落しており、むしろ物語序盤で殺されるモブキャラクターのような性悪女
むしろこの映画の爽快感は物語のテンポの良さと、一つも共感できないビッチ主人公が何度も殺される事にざまーみろと思ってしまう点にあるのかもしれない
星
★★★★☆
小話
実は本作品には通常のエンディングとは別のエンディングが存在していた
当初はそちらの別エンディングの予定だったのですが、試写会での酷評を受け今のエンディングへと変更になったそうです
ネタバレになってしまうのであまり触れませんが気になる方は通常エンディングとどちらが好みか調べてみては！？
公式サイト
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 映画『ハッピー・デス・デイ』作品ページhttps://www.universalpictures.jp/micro/happydeathday
